ちょっとダークになるかもしれないお話。というか独り言。
ROに興味の無い方、臭いセリフが死ぬほど苦手で顔がでかくなってしまう方などは閲覧を控えることをお勧めします。





昨晩、ギルドを移籍しました。
理由といえるようなものは無く強いてあげるなら、恩に報いるために古巣に帰る、というところでしょうか。


所属している全メンバーにきちんと挨拶できなかったのは残念だが、今を逃しては機は無いだろうし。
メンバーの中には儂が戻ってくると思っている人もいるかもしれない。
残念だけど、もう戻ることは無いと思う。
理由は簡単。
もう儂がいなくてもギルドは大丈夫だから。
良い奴も変な奴もいっぱいいたけど、そんなんだから面白くて、居心地のいいところだった。


だけど儂には帰るべき場所があった。
戻りたい過去があった。
いや………
築き上げたい未来があった。


だから儂は戻ることにした。
勝手な言い分だが、もうあいつらは大丈夫だ。そう思ったから。


陳腐なセリフだが。
分不相応な儂と共にギルドを立て直してくれた皆には感謝しきれない。
どんなに酷い状況になっても投げ出さなかったマスター。
潰れかかっても最後まで見届けるといってくれた初期メンバー。
再建の手伝いをしてくれた後期加入メンバーたち。
ついでに儂の間違いを正そうとしてくれたおせっかいなヤツラも。
こいつらは儂なんかより何倍もすげーものを持ってる。
そのおかげで儂も頑張れた。
そんな奴らがいるからもう、大丈夫だろう。


儂程度の微々たるチカラなぞ、どのくらい役に立ったかわからないが。
これで一応の区切り。


儂はカミサマなんて信じちゃいない。
だが、こう言おう。


神よ、Splendorに加護を。あいつらに栄光を。この未来に成功を。